個別指導と一斉指導
一斉指導塾という名前はあまり聞きません。 それもそのはず、多くの塾の普通の形態だからです。 一斉指導とは、学校での授業のような形式の指導法をいいます。 数十人の生徒の前で、一人の先生が授業を行うという形式です。 講義形式であることが多いようです。 塾と言うと普通イメージするのは、この形式でしょうね。 授業の後に先生に質問することも可能ですが、 多くの生徒を担当するため限界があります。 予備校などでは、そもそも質問を受け付けない場合もあるようです。 先生が、全ての生徒の理解度を把握していることはあまりなく、 柔軟な指導はできないようです。 学校で落ちこぼれている生徒が、一斉指導形式の塾に行ったからといって、 劇的に成績が改善するということはあまりないようです。 個別指導塾・個人指導塾という名前は、近年よく聞くようになりましたね。 一斉指導の形式を取っていない場合には、この形式であるのがほとんどです。 よく「学習塾か家庭教師か悩んでいる」という声を耳にします。 双方メリット・デメリットがあるのですが、 いいとこどりをしたのが個別指導塾だと言えるでしょう。 個別指導の指導形態は、以下のようなものです。 ・宿題を出して解いてきてもらう、もしくは指導中に解かせる ・解答解説を行う ・生徒1~3人に対して講師が一人つく ・質問がある場合にはそれに答える マンツーマン形式で指導することはあまりなく、 二人から三人に講師一人という場合が多いようです。 この場合、生徒の側から積極的に質問していく必要があります。 先生を有効に「使う」必要があるのです。 生徒の積極性が求められるのですね。 先生が良い先生だと、一人一人の理解を把握して適切な指導をしてくれます。 しかし良い先生ばかりではありません。 個別指導の場合には、講師の当たり外れが大きいと言えるでしょう。 ◎個別指導と一斉指導どちらがよいか これは一概にはいえません。 ・どのような目的で塾にかようか ・どのような性格か ということを明らかにしたうえで選びましょう。 講義や授業を聞いてもなかなか理解できない人は、 個別指導が向いているでしょう。 積極性がない場合には一斉指導がいいかもしれません。 いずれにせよ、体験入塾などで合うかどうかを分析しましょう。
進学塾と復習塾
進学塾とは、受験を念頭に置いた指導を行う塾です。 学校のカリキュラムとは関係なく、 受験に必要な内容を適宜扱うのが特色です。 予習塾とも呼ばれます。 復習塾は、学校での授業を補うことを主な業務としています。 主に学校の定期テストで、良い点数を取ることを目的としています。 特に、中学生に向けて設けられている塾が多いようで、 高校生向けになるとほとんど存在しないようです。 ◎進学塾と復習塾どちらに通うか 先ほどの説明でも把握できたと思いますが、 どちらが良い・悪いという問題ではありません。 どのような目的で塾に通うかで、 どちらを選ぶべきなのかは変わってきます。 高校生の場合には、進学塾一択でしょう。 高校生向けの復習塾は、そもそも存在しないことが多いです。 高校生ともなると、期末テストの勉強法は身についていることが多いです。 ですから高校で期末テスト対策を、 塾でやってもらう必要性はあまりないでしょう。 それよりも受験対策に力を入れる必要があります。 中学生の場合には、主に復習塾に通うことが多いようです。 国公立高校を目指す場合には、受験勉強に特に力を入れるより 学校の授業内容を完璧にする方がいいと言われています。 このような理由で、復習塾に通うことが多いのでしょう。 もっとも進学塾では学校の成績は良くならないか、というとそうでもありません。 学校より先に進んで高度な内容を扱うのが進学塾です。 学校の授業は塾の復習になるはずなのです。 当然教わるのも2回目となりますので、成績も良くなります。 このように良いことの方が多いように感じる進学塾ですが、 なぜ多くの中学生は復習塾に通うのでしょうか? それは… ・地方では進学塾があまりない ・口コミで評判になるのは、地方塾が多い ・地方塾は復習塾がほとんどである ということに由来するのでしょう。 本当に成績を上げたいなら、復習塾でないといけない理由はないのです。 なお小学校受験や中学校受験では、 進学塾に通うことなしに対策をすることは不可能と言われています。 迷わず進学塾に通わせましょう。
学習塾の種類
学習塾と一口にいっても、様々な種類が存在しているのはご存知でしょうか? 漫然と塾を選ぶのではなく、塾に行く目的に応じて適切な塾を選ぶのが大切です。 塾の種類について大まかに説明していきましょう。 【大手塾⇔地方塾】 この分類は、経営の規模に応じた分類です。 大手塾は、複数の地方で展開している大手による学習塾です。 予備校と呼ばれる学校はほとんどが大手塾ですね。 学校の宿題などに丁寧に対応するような塾ではなく、 全国的な水準に適合するように指導する場合が多いようです。 大学受験などに対しては、圧倒的な強さを発揮します。 これに対して地方塾と呼ばれるものは、特定の地域で展開している塾です。 一般に小規模で経営しています。 付近の学校のカリキュラムの進度・宿題を把握していることが多く、 丁寧に対応できるのが強みです。 中学生の期末テスト対策などでは、地方塾が大手より実力を発揮するでしょう。 【一斉指導⇔個人指導】 この分類は、指導人数に応じた分類です。 一斉指導は一般的に「塾」と言った場合に、想定されるような形式でしょう。 学校での授業のように、数十人の生徒に対して一人の先生が指導するという形式です。 講師や授業形式が一定の質を誇っていることが多いので、 安心して勉強することができます。 もっとも、個々人の理解に応じた柔軟な指導は難しくなります。 これに対して個人指導は、1~3人の生徒に対して一人の先生が指導する形態です。 問題を解いてそれに対する解説をする、という形式が多いようです。 個々人の理解に応じた懇切丁寧な指導が長所です。 分からないところは積極的に質問していかないと、 この形式の長所を最大限発揮できません。 先生の当たり外れが大きいのも特徴です。 【予習塾⇔復習塾】 この分類は、指導する内容に応じた分類です。 予習塾は、学校の進度に先んじた内容を扱います。 復習塾は、学校で扱った内容を補充します。 一般に予習塾は進学塾と言われています。 復習塾は地方塾で多く、小学生や中学生を対象としていることが多いようです。 なお宿題を出してそれに対する解説を行う塾を、復習塾と呼ぶこともあるようです。
塾に通う子どもたち
現在、多くの子どもたちが学習塾に通っています。小学生では約4割の子どもが、中学生ではなんと約7割もの子供たちが塾に通っているそうです。 こんなに多くの子どもが塾に通っているからには、学習塾に通塾するメリットがあるはずですね? このページでは、学習塾に通うメリットについて説明していきます。 学習塾のメリット 【勉強をする習慣をつけることができる】 勉強をする習慣がついていない子どもに、机に向かう習慣を身に付けさせることができます。 これが学習塾最大のメリットかもしれません。 現在中学生でも、夏休みの宿題がないという学校もあるようです。子ども自信の学習意欲を高める、という名目があるのかもしれませんが、勉強習慣をつけることなしに、 自学自習ができるわけありませんよね。 塾のカリキュラムや宿題を通して、勉強の方法を身に付けることが可能となります。 【学校の授業を先取りできる】 特に国公立の学校の場合に多いのですが、学校のカリキュラムは、非常に遅いと言われています。 中学3年でも、3学期までカリキュラムが終わらないことがほとんどです。 受験まで2か月を切っているのに、全範囲の学習が終わらないのです。 これでは受験の対策が十分にできっこありませんよね。 これに対して、学習塾(特に進学塾)では、学校のカリキュラムに関係なく どんどん先に進んで受験対策をすることができます。 【学校の授業を補うことができる】 先ほどのメリットと矛盾するようなのですが、進学塾ではなく復習塾の場合の話です。 復習塾では、学校の授業でよく分からなかった部分を復習することができます。 学校の授業だけでは消化不良になった部分を、消化することができるのです。 【情報を得ることができる】 学校でも三者面談などで、進学についての情報を得ることはできます。 しかしごく限られた時間・機会しかありませんよね? それに加え、生徒の希望する進路に反対する教師もいます。 欲しい情報が集まらない場合も、多いかと思います。 そこで学習塾の出番です。塾は数多くのデータや情報を蓄積しているはずです。 様々な情報が入ります。情報化社会の現在、受験業界でも情報は非常に高い価値を持ちます。 これだけでも大きなメリットですよね。